[AviUtl] Core i7-6700で4K動画のQSVエンコード、x264(ソフトウェア)との比較
Core i7-6700で4K動画のソフトウェアエンコード(x264)を行った結果という投稿で、4K動画のソフトウェアエンコードが遅すぎる(=当然)というハナシを書いたが、QSV(Quick Sync Video)でも試してみた。
<ハード構成>
・CPU:Core i7-6700 (Intel)
・マザーボード:H170M Pro4 (ASRock)
・メモリー:PC4-17000(DDR4-2133) 8GB×2 TS2133HLH-16GK (Transcend)
関連:組立作業 Core i7-6700(Skylake) H170M Pro4(ASRock) TS2133HLH-16GK(Transcend)
<AviUtl>
・x264:画質最高、自動マルチパス
・QSV:画質最高
ソノ結果は…
①11分19秒の動画のエンコード時間:(x264)1時間55分49.8秒、(QSV)50分19.8秒
②8分37秒の動画のエンコード時間:(x264)1時間15分54.5秒、(QSV)31分3.5秒
③10分55秒の動画のエンコード時間:(x264)1時間41分19.0秒、(QSV)37分25.8秒
半分以下か…
ティナミに、ファイルサイズは、
①(x264)4.27GB、(QSV)706MB
②(x264)3.25GB、(QSV)694MB
③(x264)4.13GB、(QSV)921MB
半分どころクァ、ムォヌォゴッツサイズが違うね。
アップロードにカカル時間も考えるなら、ファイルサイズは小さい方がエー。
なお、QSVエンコード中のCPU占有率は、
であり、ダイタイ50%程度だから、ソフトウェアエンコード(x264)の半分である。
1スレッドだけが100%程度で高いのがナゾなんだけど(高いスレッドは常に1つだが決まったスレッドではなく変わることもある)。
50%程度なので、他の作業をしてもモタトゥクことはない。
iPod touch 5th/6thで撮った動画の比較モノなので、各々は4Kではなく、並べた結果4Kとなっただけであり、しかも録画機がアレで画質は高くなく、ソレに内容が車窓動画(高速で動く)ので、画質が落ちるQSVでもヨカッタろう。
静止画のJPEGと同じで、イラストのように色がハッキリしているモノは劣化が目立ち、写真のようなモノは劣化が目立たない?
今回は車窓動画で写真に近いから、劣化があったとしても目立たないだろうね。
なお、「ファイルの出力に失敗しました」と表示され、途中でエンコードに失敗するコトがある。
開始直後に即失敗や、途中で失敗するコトがある。
また、正常にエンコードされたように見えても、生成ファイルが数KBしかないwなど、オカシなコトがムァムァある。
そのような場合は、以下を参考にしてもらいたい。
関連:AviUtlのエンコードで「ファイルの出力に失敗しました」となる問題の解決方法
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