[034_01] データ復旧 データ復元 データ修復 の方法

2015年5月21日

データ復元 ハードディスク(HDD)のデータ復旧 データ修復 データリカバリーの解説です。データが重要な場合、個人での復元は危険ですので、業者に依頼するのが賢明です。

ハードディスク(HDD)のデータ復元(復旧/修復/復活/回復/データリカバリー)

ハードディスク(HDD)が回転しない!
ハードディスク(HDD)が認識されない!
データを誤って消してしまった!
パーティーション(領域)がなくなった!

ハードディスク(HDD)の障害発生(クラッシュ、故障)は、人為的なミス(振動や熱)や、
その寿命だけが原因ではありません。
予期せぬ停電や落雷、水害等の災害、また製造段階での不良で故障することもあり、
その結果、記録されていたデータを失うことがあります。

ハードディスク(HDD)のデータ復元
焼けた基板上のチップ

ファイル操作を誤ってゴミ箱に入れた、フォーマットしてしまったという場合は
ファイナルデータ等のデータ復元ソフトで復活できることがありますが、
ハードディスク(HDD)が障害を受け、アクセスすらできないとなると、
ソフトでは手の出しようがありません。

失ったデータが個人的なファイルなどで
(ある程度重要ではあるが)諦めがつく場合はまだ良いのですが、
会社のデータなどで、非常に重要なものとなると、
費用を掛けてでも復旧しなければならない場合もあるでしょう。

個人ではどうにもならないが、どうしてもデータを復旧させなければならない場合、
データリカバリー業者に依頼すると良いでしょう。

データリカバリー業者とは、障害を受けて使えなくなったハードディスク(HDD)から
データ復元(復旧/修復/復活/回復)を行う業者のことです。
これらの業者は、物理的に障害を受けたハードディスク(HDD)からもデータ復旧を試みます。

但し、特別な技術や施設が必要となりますから、当然費用は掛かります。
データの費用(価値)と復旧費用を比べ、前者が高ければ依頼しましょう。

依頼から納品の過程ですが、まず復元の可否を判断するために
ハードディスク(HDD)を提出、復元できるか否かを診断してもらいます。
リカバリー業者はその可否を調査し、可能な場合はどの程度可能なのかを併せて
必要な費用や納期を連絡してくる、という場合が多いようです。

パソコンの普及や扱うデータの肥大化に伴ない、HDDの障害によるデータ損失が増えたためか、
昔は少数であったリカバリー(復元/復旧/修復/復活/回復)業者も増加しており、
当然、業者によって料金だけでなく、技術や実績、対応が異なります。

ハードディスク(HDD)のデータ復元(復旧/修復/復活/回復/データリカバリー)の依頼は、
重要なデータを預けることであり、慎重に行わなければなりません。

各社、自社WEBサイトで技術や費用、実績、進行手順などを説明していますから、
単に料金だけで決めるのではなく、事前に情報を掴んだ上で、業者と綿密に相談し、
納得した上で復旧を依頼しましょう。

現在、故障の憂き目にあっていない方も、
いつ障害が発生し困ることになるかは、誰にも予想できません。
その時に備え、データリカバリー業者に付いて知っておくことは重要です。
知識があれば、障害発生時に冷静に対処する助けとなります。

個人での安易な復旧は危険

故障したからといって、個人で分解するのはご法度です。
ハードディスク(HDD)はテレビやビデオなどの家電製品とは違い、非常に精密な部品ですから、
ディスクを開けた段階でホコリが入って駄目になります。

業者はクリーンルーム内での復旧を行います。
その為に、海外の専門業者に空輸するところもあります。

素人判断で修復しようとすると、より事態を悪化させてしまうこともあります。

データが重要でなく、駄目もとでやってみるのであれば構いませんが、
そうでない場合は業者に依頼した方が賢明です。

また、ハードディスク(HDD)の物理フォーマット(ローレベルフォーマット)
データ復元(復旧/修復/復活/回復/データリカバリー)とは全く別です。

ハードディスク(HDD)に不具合が発生したが、中のデータは必要である、
その時に、決して物理フォーマットを行ってはいけません。

物理フォーマットを行うと、中のデータは消えてしまいます。

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2015年5月21日

Posted by hdd-check