[130] iPod Classic(160GB A1238)の初期化(工場出荷時)

2018年1月17日

当サイトには広告が含まれています。

iPod Classic(160GB A1238)を初期化(工場出荷時)にする方法を解説します。

iPod Classic(160GB A1238)の初期化(工場出荷時)

iPod Classic(以下「iPod」)を初期化したい!ということがあるだろう。

iPod Classic(160GB A1238)
iPod Classic(160GB A1238)

ここでいう「初期化」とは、曲も連絡先もメモも全て消えた、いわば「購入時」「工場出荷時」の状態のことである。

しかし、iPod Classic 上での操作

設定 → Reset Settings → Reset

としただけでは、設定がリセットされるだけで、曲やその他は残ってしまう。

これを「購入時」=「工場出荷時の設定」にする方法を記す。

ここで扱うiPod

ここで扱うiPodは、

iPod Classic 160GB A1238

OSは

WindowsXP Professional(32bit)

iTunesのバージョンは

iTunes v11.0.1.12

11.0.1.12

である。

初期化開始

iTunesを起動する。
iTunesがインストールされていない場合は、先にインストールしておくこと。

iTunesのダウンロード

iPod ClassicをDockケーブルでパソコンにつなぐ。

Dockケーブル
Dockケーブル

「iPodを復元」をクリックする。

iPodを復元

お使いのiPod “〇〇〇" を工場出荷時の設定に戻してもよろしいですか?
メディアやその他のデータは全て消去されます。

お使いのiPod 〇〇〇 を工場出荷時の設定に戻してもよろしいですか?メディアやその他のデータは全て消去されます。

と出るので「復元」をクリックする。

ソフトウェアを抽出中…

ソフトウェアを抽出中...

“〇〇〇のiPod"を復元中…

〇〇〇のiPodを復元中...

お使いのiPodは工場出荷時の設定に戻り、再起動中です。
iPodのケーブルを接続したままお待ちください。
再起動後にiTunesウィンドウに表示されます。
このメッセージは〇秒後に消えます。

お使いのiPodは工場出荷時の設定に戻り、再起動中です。iPodのケーブルを接続したままお待ちください。再起動後にiTunesウィンドウに表示されます。このメッセージは〇秒後に消えます。

と表示されるので、OKをクリックする。

ここでしばらく時間が掛かるが、何もせずに待つ。

iTunesに「新しいiPodへようこそ」が表示されたら、作業完了。

新しいiPodへようこそ

「続ける」で進む。

なお「更新を確認」をクリックすると、iPod内部のソフトウェアが最新であるか調べてくれる。

更新を確認

古い場合は更新されるが、最新の場合は

このバージョンのiPodソフトウェア(x.x.x)は最新バージョンです。

このバージョンのiPodソフトウェア(x.x.x)は最新バージョンです。

と表示され、何もされない。

念のために確認しておくと良いだろう。

混乱の原因

アップルの言う「復元」とは「初期化」「購入時の状態」「工場出荷時」のことなのだが、
「初期化」と「復元」は、意味が異なると思う。

「復元」とは、iPodが異常な状態となり、それを正常な(曲が入った)状態にすること、ではないのか?
(例:データ「復元」等)

よって「復元」ではなく「初期化する」「初期状態に戻す」「工場出荷時の状態に戻す」等に表記を改めるべきだろう。

関連記事

更新履歴