[090] Pentium Dual-Core(Allendale-1M) – 賢者の選択?

2015年5月21日

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第一世代のPentium Dual-Coreである、Pentium Dual-Core(Allendale-1M)。Pentium Dual-Coreは買い物上手が選ぶ費用対効果に優れたCPUなのだ!

Pentium Dual-Core(Allendale-1M)

サーバー用のXeonは別として、Intel製CPUの上位であったPentium。

Pentiumが上で、Celeronが下ね。

そんな感じ。

だが、Coreシリーズの登場で、Pentiumより上ができてしまった!

さよなら、Pentium…

Pentium Dual-Core E2140(SLA3J)

第一世代のPentium Dual-Core(Allendale-1Mコア)では
最下位モデルとなる、Pentium Dual-Core E2140。

Pentium Dual-Core E2140(SLA3J)

Pentium Dual-Core E2140の仕様

S-Spec:SLA3J
コードネーム:Allendale-1M
プロセスルール:65nm
プロセッサ名:Pentium Dual-Core E2140
クロック周波数:1.60GHz(200×8)
ソケット形状:LGA775
システムバス:800MHz
二次キャッシュ:1MB(2コア計)
TDP:65W
コア数:2

Pentium Dual-Core E2140(SLA93)

Pentium Dual-Core E2140(SLA93)

S-Spec:SLA93
コードネーム:Allendale-1M
プロセスルール:65nm
プロセッサ名:Pentium Dual-Core E2140
クロック周波数:1.60GHz(200×8)
ソケット形状:LGA775
システムバス:800MHz
二次キャッシュ:1MB(2コア計)
TDP:65W
コア数:2

Pentium Dual-Core E2160

Pentium Dual-Core E2160

S-Spec:SLA3H
コードネーム:Allendale-1M
プロセスルール:65nm
プロセッサ名:Pentium Dual-Core E2160
クロック周波数:1.80GHz(200×9)
ソケット形状:LGA775
システムバス:800MHz
二次キャッシュ:1MB(2コア計)
TDP:65W
コア数:2

Pentium Dual-Core E2180

Pentium Dual-Core E2180

S-Spec:SLA8Y
コードネーム:Allendale-1M
プロセスルール:65nm
プロセッサ名:Pentium Dual-Core E2180
クロック周波数:2.00GHz(200×10)
ソケット形状:LGA775
システムバス:800MHz
二次キャッシュ:1MB(2コア計)
TDP:65W
コア数:2

Pentium Dual-Core(Allendale-1Mコア)には、
これらの他にE2200(2.20GHz)とE2220(2.40GHz)が存在する。

Pentium Dual-Coreは費用対効果が高いCPU

第二世代Pentium Dual-Coreは2次キャッシュが2倍の2MBとなり、
プロセスルールが65nmから45nmとなり、消費電力と発熱が大きく下がった。

そして2011年2月現在の最高モデルであるE6800は、
3.33GHz(266×12.5)もの周波数がある。

これはWolfdale(45nmプロセスで製造される第二世代のCore 2 Duo)の
最高モデルであるE8600(333×10)と同じ周波数である。

Pentium E6800(3.33GHz)

Pentium Dual-Coreは費用対効果が高いCPU

性能の高いマシンは不要、だが低すぎるのも…
という時にPentium Dual-Coreは最適だ。

費用対効果が高いCPUである。

特に、先述した45nmのPentium Dual-Coreはオススメだ。

安価なLGA775マザーボードと組み合わせれば、
費用を抑えつつ十分な性能のマシンを組めるだろう。

高性能マシンは、カネを出せば手に入る。
それだけのコトだ。
何の頭も工夫もない。

一方、安モンを買うのはバカだ。
そりゃ、Atom搭載マシンは安いだろう。
安い、単にそれだけだ。

Pentium Dual-Coreを選ぶ諸君は
性能-価格間のバランスを見極めることのできる、
優秀な人間なのだ(言い過ぎ)。

Pentium E6800(3.33GHz)

Pentium E6700(3.20GHz)

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