[085] Smithfield PentiumD – 強引デュアルコア 灼熱四兄弟(805,820,830,840)

2016年7月16日

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無理に作られたデュアルコアCPUであるSmithfield PentiumDの四兄弟が登場だ。ごっつ熱いで!

SmithfieldコアのPentiumD

PentiumDはデュアルコアCPUで、
プロセッナンバーが8xxのSmithfield(スミスフィールド)、
9xxのPresler(プレスラー)の2種類があります。

ここでは前者、Smithfieldを取り上げます。

PentiumD 805

PentiumD 805

S-Spec:SL8ZH
コードネーム:Smithfield
プロセスルール:90nm
プロセッサ名:PentiumD 805
クロック周波数:2.66GHz(133×20)
ソケット形状:LGA775
システムバス:533MHz
二次キャッシュ:1MBx2
TDP:95W
コア数:2

4つの内、このPentiumD 805だけが、システムバス:533MHzとなっています(他は800MHz)。
PentiumD “810"とならないのは、そのためでしょう。

PentiumD 820

PentiumD 820

S-Spec:SL88T
コードネーム:Smithfield
プロセスルール:90nm
プロセッサ名:PentiumD 820
クロック周波数:2.80GHz(200×14)
ソケット形状:LGA775
システムバス:800MHz
二次キャッシュ:1MBx2
TDP:95W
コア数:2

PentiumD 830

PentiumD 830

S-Spec:SL88S
コードネーム:Smithfield
プロセスルール:90nm
プロセッサ名:PentiumD 830
クロック周波数:3.00GHz(200×15)
ソケット形状:LGA775
システムバス:800MHz
二次キャッシュ:1MBx2
TDP:130W
コア数:2

PentiumD 840

PentiumD 840

S-Spec:SL88R
コードネーム:Smithfield
プロセスルール:90nm
プロセッサ名:PentiumD 840
クロック周波数:3.20GHz(200×16)
ソケット形状:LGA775
システムバス:800MHz
二次キャッシュ:1MBx2
TDP:130W
コア数:2

王者の没落

強引にデュアルコア化した結果、熱い!

この結果、Intelはコケました。
同じデュアルコアでも、それほど熱くなかったAthlon 64 X2により、AMDが大躍進!

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