[NETGEAR] ReadyNAS 214(RN214)の振舞を調べる試験② [ディスク追加]
NETGEARのNASであるReadyNAS 214(RN214)に関する、以下の続き。
関連:[NETGEAR] ReadyNAS 214(RN214)の振舞を調べる試験① [ディスク追加]
再構築により、500GB+3TBのX-RAID(RAID 1)が完成。
その後、X-RAIDを解除し、Flex-RAIDにする。
そして、2TB(ST2000DL003)をユニット番号③に入れると、認識はされるが、何も起こらないし、赤●が付き、2TBに対しては何の操作もできない。
これは、追加した2TBが、Windowsで使用していたNTFSフォーマットであるためである。
これを解決するためには、歯車マーク>破棄を選ぶコト。
データの入ったハードディスクを間違って挿した場合に、勝手に消されないための安全策かな/佳奈?
破棄後に2TBを選択すると、先のボリューム(TEST_500GB)の「拡張」が選択できるようになる。
↑灰色が押せて白は押せない
「拡張」を選択すると、再構築が始まる。
上述のように、X-RAIDを解除しFlex-RAIDとしているため、自動での「拡張」は行われないようだ。
この時の、本体前面下部のディスプレイは、以下の通り。
↑Reshape TEST_500GB 10.24%
振舞を調べる試験①の時とは表示が異なる(Recover/Reshape)点に注目。
で、以下のような通知が出てきた。
ボリューム: 異なるディスクタイプを混在させることは推奨されていません。
現在のボリュームはSATA 7200 RPMドライブを使用しています。
チャンネル3(Internal)内のディスクを交換し、ボリュームTEST_500GBの残りのディスクと一致させて、最高のパフォーマンスを実現します。
「回転数が異なる」とハッキリ言わない、非常にアレな通知だが、回転数は以下の通りであり、
・500GB(HDP725050GLA360):7200回転
・3TB(ST33000650NS):7200回転
・2TB(ST2000DL003):5900回転
7200回転(2台)の環境に、遅い5900回転を投入したため、パフォーマンス(速度)が落ちるよ、と言いたいのだろう。
なお、再構築後(500GB+3TB+2TB)の内容は、以下となる模様。
関連:RAID Calculator (NETGEAR)
X-RAID(RAID 5)とFlex-RAID(RAID 5)の内容が、えらく異なるようだが…
再構築中のログ
ボリューム: 異なるディスクタイプを混在させることは推奨されていません(以下略)
↓
ディスク: チャンネル 2 (Internal) に接続されたディスクのステータスが ONLINE から RESYNC に変更されました。
↓
ボリューム: 異なるディスクタイプを混在させることは推奨されていません(以下略)
↓
ディスク: チャンネル 2 (Internal) に接続されたディスクのステータスが RESYNC から ONLINE に変更されました。
↓
ディスク: チャンネル 3 (Internal) に接続されたディスクのステータスが RESYNC から ONLINE に変更されました。
↓
ボリューム: ボリューム TEST_500GB がresyncしました。
再構築が完了すると、内容は下の方(容量922GB)となった。
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