[070] SDVD8820 Philips DVD±RWドライブ
SDVD8820はPhilipsのスリム型(ノート用)DVD±RWドライブです。ファームウェアのアップデートをしました。
SDVD8820とは?
SDVD8820はPhilips製のスリム型DVD±RWドライブです。
DELLのノートパソコンなどに搭載されています。
SDVD8820の書込速度
DVD-R:8倍速
DVD+R:8倍速
DVD-RW:6倍速
DVD+RW:8倍速
DVD-R DL:6倍速
DVD+R DL:4倍速
CD-R:24倍速
CD-RW:24倍速
残念ながら、DVD-RAMには読み書きともに対応していません。
最新ファームウェアの入手
Philips SDVD-8820 Slim 8X DVD+/-RW Firmwareから、
最新のファームウェアを入手します。
この記事時点での最新版は、Ver:AD20(Release:2007 3/1)です。
アップデートの前に
ファームウェアのアップデートに電源が落ちると、
ドライブが使えなくなります。
ノートPCがバッテリーで駆動している場合は、ACアダプタで駆動させましょう。
ファームウェアのアップデート
SDVD8820が取り付けられた状態で、Windowsを起動します。
上記で入手したSDVD8820_AD20_Philips.zipを解凍し、
得られたPHILIPS SDVD8820_AD20.EXEを実行します。
ファームウェアの更新には管理者権限(Administrators)が必要と表示されますので、
管理者権限下で実行します(「はい」をクリック)。
プルダウンメニューでSDVD8820を選択します。
SDVD8820AD**と表示されますが、
その末尾の「AD**」が現在のファームウェアのバージョンです。
その下のUpdate F/W toの後に表示されるのが、
これから更新しようとしているファームウェアのバージョンです。
もちろん、これらが同じバージョンの場合は、
既に最新なわけですから、更新する必要はありません。
後者が新しい場合は、更新する必要がありますので、
「Update」をクリックします。
ファームウェアの更新が進みます。
更新中は電源が落ちないように注意しましょう。
更新の進捗は下記の青いバーで表示されます。
更新が終了すると、以下の表示がされます。
「はい」をクリックし、再起動すれば、ファームウェア更新は終了です。
B’s Recorder GOLD8では非対応
このSDVD8820、B’s Recorder GOLD8の最新版(Ver:8.51)では対応していませんでした。
しかし、B’s Recorder GOLD8の「ドライブ ディテクション機能」により、認識は可能です。
その状態でDVD-R、DVD+R DLに書き込んでみましたが、問題なく書けました。
不安な方は、B’s Recorder GOLD9が出ていますので、
そちらを使うのもよいかと思います。
デスクトップで使うには
SDVD8820はスリム型(ノートPC用)ドライブですので、
多くのデスクトップパソコンで使われているATAPIとは接続口が異なります。
しかし、下のようなATAPI変換ケーブルを使うことで、
デスクトップパソコンでも使うことが可能です。
1つ手元に置いておくとよいでしょう。
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更新履歴
- 2007.10.14 公開