[082] SSD接続時に1.5Gbps接続となる問題

2015年5月21日

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SSDを接続すると、3Gbps接続ではなく1.5Gbps接続となる問題があります。

SSDの速度が遅すぎる

Crucial RealSSD C300 CTFDDAC064MAGは2台入手しており、
片方のマシンへの換装はSSD(Crucial RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1)への換装に書いた通りなのですが、
もう片方のマシンへの換装結果が、コレ。

SSD(Crucial RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1)への換装結果

Sequential Read : 136.711 MB/s
Sequential Write : 42.039 MB/s
Random Read 512KB : 123.999 MB/s
Random Write 512KB : 19.249 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 20.429 MB/s [ 4987.5 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 3.147 MB/s [ 768.3 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 97.642 MB/s [ 23838.3 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 6.463 MB/s [ 1577.8 IOPS]

OS : Windows XP Professional SP3 [5.1 Build 2600] (x86)

明らかに遅すぎです。

SSDを接続すると1.5Gbps接続になってしまう

この原因は、マザーボード(MSIK8N SLI-FI)の仕様かは不明なのですが、
HDDを接続した場合は3Gbps接続になるのが、何故かSSDの場合は1.5Gbps接続になるためです。

HDD(ST3500620AS)の場合は3Gbps接続だが、
HDD(ST3500620AS)の場合は3Gbps接続だが、

SSD(C300-CTFDDAC064MAG)の場合は1.5Gbps接続となってしまう...
SSD(C300-CTFDDAC064MAG)の場合は1.5Gbps接続となってしまう…

「Let BIOS select transfer mode」のチェックを外し、
プルダウンメニューから3Gbps接続を選択しても、
再起動すると1.5Gbps接続に戻ってしまいます。

意図的に3Gbps接続を選択しても無駄
意図的に3Gbps接続を選択しても無駄

nForce4 SLI(AMD)なんで、確かに3Gbpsのハズなんですが…

参考:nForce4一覧(無印は1.5Gbps止まり)

S-ATAカードを取り付けて回避?

マザーボードの問題かnForce4の問題かは不明ですが、
この問題を回避すべく、GH-PEX-ESA2(S-ATA 3Gbpsカード)を入手、
そちらにSSDを取り付けました。

GH-PEX-ESA2(S-ATA 3Gbpsカード)

が、結果は大して変わらず。

ここまで遅いと、PCI-E x1 Gen1の問題も関係ありません。

> SATA3.0チップは基本的にPCI-E x1で接続されていますが、
> 接続方式がPCI-E x1 Gen1の製品があるためです。
> この結果、帯域が250MB/sしか無く、
> つまりSATA3.0本来の速度である600MB/sに及びません。
> それどころかSATA2の300MB/sより帯域が狭いため、
> SATA2接続時より遅くなるのです。

他にも問題があります。

パーティションアライメントの調整

パーティションアライメント問題というものがあります。

詳細はコチラを読んでいただくとして、
OSが既に入ってしまった状況では、調整が面倒です。

ということで、Paragon Alignment Toolというソフトを使って
パーティションアライメントを調整します。

Paragon Alignment Toolよるパーティションアライメントの調整へ

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