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[048] FMV-6500CL4cにWindows2000を入れる

2015/05/21


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FMV-6500CL4c(Celeron 500MHz)にWindows2000を入れてみました。サウンドドライバを見つけることがポイントになります。PentiumIII 550MHzへの換装も成功しました。

FMV-6500CL4c とは?

富士通から発売されたビジネス向けCompactPCです。
型式の最後の「c」はCeleronを意味します。

1999年冬モデル(1999年10月)と2000年春モデル(2000年1月)があります。
ハード的には両方とも同じようなのですが、型式が異なります。

NTモデル:FMV4CLK101(1999年冬):FMV4CLK111(2000年春)
98モデル:FMV4CLK161(1999年冬):FMV4CLK181(2000年春)
95モデル:FMV4CLK151(1999年冬):FMV4CLK171(2000年春)
(1999年冬にはWindows2000モデルがない)

ソフトウェアが異なるのでしょうか?

FMV-6500CL4c の特徴

スリムな本体ですが、USB端子が2つ、LANを搭載するなど、一応のものは揃っています。
ドライバレスで内部にアクセスでき、縦置き、横置きが可能。

コンパクトな筐体ですので、大きな拡張性はありませんが、
PCIスロットを2つ持っているので、SCSI機器を接続することも可能です。
シリアルやパラレルといった古い端子もありますので、ビジネス向けといった感じです。

ディスプレイは、アナログ端子だけでなく、DVI端子もありますので、
デジタル液晶ディスプレイを接続することができます(アナログとデジタルの同時出力は不可)。

また、前面に回転式ボリュームとヘッドホン端子があります。
回転式ボリュームはすぐに音量の調節ができるので便利です。

FMV-6500CL4c の仕様

ビジネス向けですので、ハードウェアの変更(カスタムメイド)があります。
ですので、下記の仕様とは異なる可能性があります。

CPU:Intel Celeron 500MHz(66MHz×7.5倍)
チップセット:Intel 810E
メモリ:スロット2、最大512MB
HDD:Ultra DMA/66
FDD:内蔵(3モード 1.44MB/1.2MB/720KB)
CD-ROM:薄型、TEAC社製 CD-224E(最大24倍速/平均17倍速)
オーディオ:Crystal社製 CS4281
ビデオ:内蔵(Intel 82810 Graphics Controller)
オーディオ端子:3(前面2、後面3)
ディスプレイ:アナログ(D-SUB15ピン)×1、DVI端子×1
PCIスロット:空き2
USB端子:2(前面後面各1)
マウス、キーボード端子:各1
LAN:1(100BASE-TX/10BASE-T対応)
シリアル端子:1
パラレル端子:1

6500CL4cの詳細な仕様

FMV-6500CL4c に Windows2000 を入れる

WindowsXPを入れるのはスペックからして重く、Windows98やMeなどは問題外ですので、
Windows2000を入れることにしました。

Windows2000モデルもありますので、ハード的には問題はありません。
ドライバが手に入るかが問題となります(後述)。

BIOS

OSのインストールの前に確かめておく事項としてBIOSがありますが、
ACPIに対応しており、Windows2000での動作は確認されています。

Windows2000 動作確認状況(FMVコンパクトモデル)

よって、BIOSを更新する必要はありません(そのままでスタンバイ、休止状態が利用可能)。

ドライバを入れる

Windows2000は普通に入るのですが、ドライバの問題があります。
LANはIntelの8255x、ディスプレイはIntel810Eの内蔵(Intel 82810 Graphics Controller)ですので
OSがドライバを持っているのですが、サウンドドライバが「?」になります。

・サウンドドライバ

サウンドドライバはCrystal SoundFusion CS4281 WDM Audio Driver V4.10.5014 L30
で入手できますが、そのバージョンは「V4.10.5014」です。
それよりも新しい「V5.12.5018」が
Crystal SoundFusion(tm) CS4281 WDM Audio Driverで手に入ります。

なお、ビジネス向けであるためかは知りませんが、
製品名で検索(ドライバ/添付ソフト/BIOS/マニュアル)
の検索では見つけることができません。

・フロッピーディスクドライブのドライバ

富士通3モードフロッピーディスクドライバがあります。

ドライバを入れない(OSのドライバ)の状態

富士通のドライバを入れた状態

ドライバを入れない(OSのドライバ)の状態

富士通のドライバを入れた状態

3.5インチ2HD(1.23MB,1.2MB)、2DD(640KB)のFDを読み書きする時、
およびOASYS(Windows2000対応版)でOASYS形式のFDを使う時は必要になりますが、
上記に当てはまらない時は、入れなくても問題はありません。

最新のドライバ

富士通のFMV-6500CL4c ドライバ一覧
Windows2000、WindowsNT4.0、WindowsMe、Windows98SE、Windows95のドライバが揃っています。
(上記で紹介したものよりも新しいものがあります)

ディスプレイドライバに関しては、Intel810Eの内蔵ですので
Intelのサイトから、最新のもの(Version 6.7)が入手可能です。

サウンドの問題点

MIDIファイルを再生しようとしても、
「コントロールパネル」-「サウンドとマルチメディア」-「オーディオ」タブにある
「MIDI音楽の再生」の項目で「優先するデバイス」の設定が
「SoundFusion External MIDI」になっていると、再生音が出ません。

これを解決するには、「優先するデバイス」の設定を
「Microsoft GS Wavetable SW Synth」へ変更します。
Crystal SoundFusionオーディオコントローラ搭載機種においてのMIDIファイルの再生について

RolandのVirtual Sound Canvasなど、他のMIDIがある場合は、それにしてもいいでしょう。

Intel Application Accelerator を入れる

チップセットがIntel810Eですので、Intel Application Acceleratorを入れることができます。

これは、Intel製チップセットを搭載したPCのパフォーマンスを
向上させるためのソフトウェア・パッケージですが、導入が必要なものではありません。

これを入れるには、先にIntel Chipset Software Installation Utility
を入れておく必要がありますが、
Intel Chipset Software Installation Utility がインストールが可能なシステム構成
によると、チップセットが810や810E、820などで、
OSがWindowsXP、WindowsMe、Windows2000の場合、不要なようです。

> OSがインテル製チップセットを適切に設定可能である事を表しています。
> Intel Chipset Software Installation Utilityを
> インストールする必要は特にありませんが、
> 最新版をインストールする事により、問題などが解決する場合があります。

とありますが、Win2000ににServicePack4を当てて最新にしていたせいか、
「INFのアップデートは必要ありません」と警告が出て、入れることができませんでした。

結局Intel Chipset Software Installation Utilityを入れずに
Intel Application Acceleratorを入れました。

これにより、IDE ATA/ATAPIコントローラが
「Primary IDE Channel」「Secondary IDE Channel」に変わります。

OSインストール後、ここでPIO転送になっていればDMA転送に変えるのですが、
それがなくなっている(=DMA転送になっている)わけです。

Acceleratorとは「加速する人、物」の意ですからね。

FMV-6500CL4c の謎

6500CL4cの詳細な仕様には「VRAM容量:11~14MB(メインメモリと共用)」とありますが、
プロパティを見ると4MBになっています。

これは、富士通が提供する最新のディスプレイドライバや、
Intel提供の最新のもの(Version 6.7)を入れても変わりません。

ビデオメモリが4MBしかないと、XGA(1024x768)の表示では24bitが限界となり、32bitが出せません。
また24bitでも、動画の全画面表示をするとコマ落ちが発生します。

16bitにするか、ウィンドウ表示では問題はありませんが、
16bitでは明らかに画像の表示が悪くなります。

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ビジネス向けのモデルは、たいていこの表示部分が弱くできていますね。
オフィスで使いますから、とにかく映れば良いということでしょう。

FMV-6500CL4c の今の構成

メモリを最大まで、ハードディスクを80GBに増設し、BIOSを更新しました。

OS:Windows2000 Pro
BIOS:v1.15(v1.14から更新)
CPU:Celeron 500MHz → PentiumIII 550MHz → PentiumIII 850MHz
メモリ:512MB(最大まで増設、256MB×2枚)
HDD:80GB(Maxtor製)
FDD:内蔵(そのまま)
CD-ROM:TEAC社製 CD-224E(そのまま)
ディスプレイ:DVI端子でデジタル液晶モニター(15型)を接続
PCIスロット:空き2(増設なし)
USB端子:無線光学マウスと無線LANアダプタを接続
LAN:USB無線LANアダプタ使用のために使わず

メモリを最大まで増設しているため、そこそこ快適であり、
ハードディスクを80GBにしているため、サブマシンとしては容量も十分です。

CPUをCeleron500MHzからPentiumIII550MHzに換装しましたが、
やはり現行の2GHz以上のものと比較してしまいますので、遅いという印象を受けます。

CD-ROMをCD-RWかDVD-ROMに交換してもいいかもしれませんが、
薄型ですので、通常の5インチベイ用のものは使えません。

PCIスロットが2箇所空いたままですので、何か入れたいところです。

いい機種なのだが...

コンパクトであり安定しているので、サブマシンとしては非常にいい機種だと思うのですが、
ビデオメモリの点だけが気になります。

メインマシンではないので、ハードに使うわけではありませんが、
動画を全画面表示で見るくらいはしたいものです。

少なくとも、ビデオメモリが8MB程度あればいいのですが...

空いているPCIスロットにPCIのビデオカードを挿すという方法もあります。
しかしそれだと、せっかくのDVI(デジタル)接続ができない...

BIOSを発見!

日本の富士通のサイトには、FMV-6500CL4cのBIOSは公開されておりません。
Windows2000に対応していますので、更新する必要もないと思いますが。

Fujitsu-SiemensのSwedenのサイトにScenic xSp - D1212 (M70)というマシンがあります。
これは FMV-6500CL4c と同じ本体だと思われます。

Scenic xSp - D1212 (M70)の右側に
BIOS(xDp & xSp (BIOS ID#70), v1.15 - M70v115.zip)があります。
解凍すると「PHLASH.EXE M70V115.ROM PLATFORM.BIN」という3つのファイルが手に入ります。

-----(2005.09.03 追記)-----

上記のBIOSへのリンクは切れてしまっています。

こちらでお探しください。
http://www.fujitsu-siemens.com/support/downloads.html
ドライバは見付かりますが、BIOSはないかもしれません。

-----(2005.09.28 追記)-----

BIOSが発見されました!(by あすかぁ氏)

BIOS Upgrade diskette for ErgoPro/Scenic xDp & xSp BIOS Version 1.15

下部の「I accept the license conditions」にチェックを入れ、
「Download driver」ボタンを押してください。

-----

DOSの起動ディスクを作成、そこにこの3つのファイルを入れます。
フロッピーから起動し、プロンプトで

PHLASH.EXE M70V115.ROM (2者の間は半角スペース)

と打つことで、BIOSをUpdateすることができます。
(失敗する場合は、下記の「BIOSのUpdateができない場合」を参照)

私の手元にあるFMV-6500CL4cのBIOSはv1.14(1999.11.30)でした。
上記で入手したBIOSに更新したところ、v1.15になりましたが、
日付は1999.11.30のままで変わりませんでした。

WEBの情報によると、v1.16の本体も存在するようなのですが、
v1.16のBIOSファイルを見つけることができませんでした。

ご存知の方は、是非お教えください。

BIOSのUpdateができない場合

BIOSのUpdateのために、DOSの起動ディスクから立上げると、

PhoenixPhlash
Error:Connot flash when Memory Managers (e.g. HIMEM) are present:
PRESS ANY KEY TO EXIT

という表示され、Updateできないという現象が報告されています。

これはWindowsXPにて作成したDOS起動ディスクで行った場合になるようです。

この場合は、Windows98かWindows2000でDOSの起動ディスクを作成するか、
その環境がない場合はDR-DOSの起動ディスクを作成して使うと回避できるようです。

謎のツール群

Scenic xSp - D1212 (M70)にある「Utilities & Info」には
色々なツールやガイド類があります。

その中の「BIOSers」は、以下のようなものです。

Windows上からBIOSをUpdateするツールのようですが、
私はDOSの起動ディスクから行いましたので、このツールは使っていません。

CPUの換装

Scenic xSp - D1212 (M70)の仕様表には、対応Microprocessorとして

Intel Celeron 433, 466, 500, 533
Intel Pentium III 500E and 550E

とありますので、PentiumIII 550MHzまでは対応しているようです。

ということで、PentiumIII 550MHz(100MHz×5.5倍)を入手し、
換装したところ、正常に認識され、問題なく動きました。
(これは対応しているという上の情報がありますから、当然といえば当然なのですが)

換装は、単に載せ交えるだけですので簡単ですが、コア欠けには注意しましょう。

載っていたCeleron 500MHz

PentiumIII 550MHzに換装したところ

BIOSでも正常に「PentiumIII 550MHz」と認識している

PentiumIIIに換装することで、BIOSに「プロセッサシリアルナンバー」の項目が表れますが、
特に有効にする必要はないでしょう。


デフォルトで「使用しない」になっている

周波数の上昇はわずか50MHzですが、SSEのサポートと、
L2 Cacheの倍増(128KB→256KB)とSpeed上昇があるせいか、その差は体感で分かります。
(それでも最近の2GHz以上のCPUに比べると格段に遅いですが...)

PentiumIII 933MHz(133MHz×7倍)もあったので、同様に換装してみたのですが、
BIOSすら立ち上がりませんでした。
システムクロックが133MHzのCPUは駄目なのでしょう。

システムクロックが100MHzのCPUで周波数が550MHzよりも高いもの、
PentiumIII 600MHzや800MHz、1GHzはどうでしょうか?

そのようなCPUが手に入ったら、試してみたいと思います。

ベンチマーク

一応載せておきます。


Celeron 500MHz(元の状態)


PentiumIII 550MHz(換装後)

やはりVideoが悲惨ですが...

PentiumIII 850MHzもOK

上記の後、PentiumIII 850MHz(FSB:100x8.5)が手に入ったので換装しましたが、
問題なく動作しています。


850/256/100/1.7V

ただ、BIOSで "866MHz" と表示されるのが謎ですが...


850MHzだが866MHzと表示されている

どうやら、システムクロック(FSB)が100MHzのものであれば動作するようです。
ということは、Celeron(Coppermineコア)を使えば、1GHz以上も可能?

追記

上記でPentiumIII 850MHz(100x8.5)に換装しましたが
BIOSで正しい表示にならない以外は、今のところ問題は見られません。

但し、筐体がスリムなので熱には気を付けてください。
換装時にグリスを十分に拭き取り、新しく塗りましょう。
これからの時期(春以降)は、特に注意が必要です。

なお、サイト下部の投稿フォームからの情報では
Celeron1.1GHz(100x1.1)で動いているとの情報が寄せられています。
CoppermineコアでもFSBが133MHzのものは不可ですから、
FSBが100MHzのものでFC-PGA2(=Tualatinコア)でないものなら動くようです。

この場合でも、Celeron搭載でPentiumIIIとなるなど
BIOSで正しい表示にならないことがあるようです。

そこまでのCPUを搭載されるなど、BIOSは知らないでしょうから...

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