[126] FUJITSU MBA3073RC(SASのハードディスクドライブ)

2015年5月21日

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SASのハードディスクドライブ、MBA3073RC(富士通,15000rpm,72GB)です。ベンチマークも公開!

FUJITSU MBA3073RC(SASのハードディスクドライブ)

SASのハードディスクドライブを入手。

FUJITSU MBA3073RC
富士通 MBA3073RC 72GB 15000rpm 2008年製造

SATAではない、SAS(Serial Attached SCSI)だ。
サーバー用の高級品ですな。

FUJITSU MBA3073RC

容量は72GBしかないものの、1万5千回転(15000rpm)だ。
これは、速度が期待できるだろう。

ということで、ベンチマークを。
と思ったが、その前に取り付けなければならない。

マザーボードは、P6T Deluxe(ASUS)を使用。
このマザーボードには、SASコネクタが2つ備わっている(Marvell 88SE6320)。

SASといっても、コネクタ形状は普通のSATAと同じだ。

FUJITSU MBA3073RC

ケーブルも、SATAのものがそのまま使用できた。

但し、HDD側のコネクタの位置が異なるので、SATA用のHDDケースには入らない。

水平方向には同じ位置なのだが、基板側へ飛び出しているのである(端子側から見ると「下がっている」と言える)。

FUJITSU MBA3073RC

電源を接続すると、基板上のLEDが点灯。

FUJITSU MBA3073RC

安物のSATAとは違うんよ。

回転音は静か。

FUJITSU MBA3073RC

FUJITSU MBA3073RC

P6T DeluxeのBIOSでSASコントローラーを有効にして起動すると、
ドライバを求められる。

SCSIとRAIDコントローラの下にある
Marvell 64xx/63xx SAS Controllerがそれ。

デバイスマネージャ
デバイスマネージャ

Marvell 64xx/63xx SAS Controller
Marvell 64xx/63xx SAS Controller

Hot Plug
Hot Plug

仕様書によるとMarvell 88SE6320とのこと。
RAID 0/1 が組めるらしい。

ドライバを入れた後、念のために再起動。

FUJITSU MBA3073RC SCSI Disk Device
FUJITSU MBA3073RC SCSI Disk Device

FUJITSU MBA3073RC SCSI Disk Device
FUJITSU MBA3073RC SCSI Disk Device

容量はたった72GBしかないが、

NTFS(圧縮)でのフォーマット時の空き容量は約68GB
NTFS(圧縮)でのフォーマット時の空き容量は約68GB

起動ドライブとして使う分には問題ないだろう。

Partitionを確保しフォーマット、速度を測る。

Hitachi HDS721050CLA362
普通のSATAハードディスク(Hitachi HDS721050CLA362)

FUJITSU MBA3073RC
今回のSASドライブ(FUJITSU MBA3073RC)

まぁ、速いのは速いけど…
(最新のSATAハードディスクの方が速い?)

それに、やはりSSDには完敗。

INTEL SSDSC2CT120A3
SSD(INTEL SSDSC2CT120A3)

比較にならない。

容量も、たった72GBでは、SSDの方が多いしね…

利点としては、信頼性と寿命だろうが、
今まで使ってきたSSDで死んだということがないので…

容量はSSDの方が多く、SSDは消費電力も小さい。
SSDの動作音は無音。SSDは発熱もない。
しかもSSDは省スペース。
稼働部分がないので扱いも楽。

終~了~!

ちなみに、CrystalDiskInfoにはドライブが表示されなかった。
SATAカード通してると表示されないことがあるので、それと同じだろう。

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