α55(SLT-A55V)のGPSアシストデータ更新方法 assistme.dat

ごく稀に使用するコトがある、SONYのα55(SLT-A55V)である。

α55(SLT-A55V)

バッテリーが他のAマウントカメラ(NP-FM500H)に比べると小さい(NP-FW50)ので電池が持たず、また自己放電がヒドイので、満充電にしてで入れておいても、使おうとした時には減っていて大して使えないということも多い。

NP-FM500HとNP-FW50

さて、α55にはGPSが内蔵されている。

GPS_α55(SLT-A55V)

写真にGPSの位置情報が付加されるので、ドコで撮ったのかが分かって便利!

というハナシなのだが、別にイランし、ONにしていると電池がドンドン減っていくので、通常はOFFにしている。

また、GPS衛星の捕捉が遅くて困る。

GPS衛星の捕捉状況は液晶の右上に表示されているのだが、これが待っても待っても補足しないwwwww

GPS補足

そんなダルァダルァな補足を補うための「GPSアシストデータ」が、記録メディアにインストールできる。

GPSアシストデータはGPS衛星の情報であり、これがあると補足が早くなる。

GPS衛星は予測可能な動きをしているので、こういうデータが準備可能なのね。

但し、データの期間が限られているので、データは定期的に手動で更新する必要がある。

GPSアシストデータの更新は、カメラとパソコンをUSBケーブルで接続し、Picture Motion Browserというソフトから行う。

が、そんなソフト入れたくない!という場合は、裏技的に以下の方法で更新できる。

まず、以下からGPSアシストデータ(assistme.dat)を直接入手する。

関連:http://control.d-imaging.sony.co.jp/GPS/assistme.dat

そして、記録メディアの以下の場所に置く。

/PRIVATE/SONY/GPS/assistme.dat

置いたら、カメラのメニューのGPS設定>GPSアシストデータ確認で、最新データになっていることを確認する。

GPSアシストデータ確認

この方法だと、ワケの分からないソフトは不要だし、メディアをPCに挿せば、カメラを接続する必要もない。

なお、α55の接続は、マイクロUSBではなく、ミニUSBね。

これでGPS衛星の捕捉が早くなるのだが、それでも遅い?

補足を待って撮影開始はハナシにならないので関係なしに撮るが、そうすると写真ファイル内にあるGPS情報がカラになるか、その撮影時より前の位置情報が記録されたりする。

なお、上位機種で、最後のAマウント機ともなりかねない(2016年4月現在)α77II(ILCA-77M2)は、GPSを搭載しない。

α77II(ILCA-77M2)

前モデルのα77には搭載されていたのだが削除された。

使わないのが理由というよりも、単なるコストカットか、追加されたWi-Fiとの兼ね合いでしょ。

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