PJ-30/PJ-35(ラジオサーバー)の予約設定ツールの注意点

2016年3月14日

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ラジオサーバーであるPJ-30/PJ-35には、予約設定ツールが用意されている。

OLYMPUS ICレコーダー機能付ラジオ録音機 ラジオサーバーポケット(アンテナステーション付属) PJ-30

予約設定ツールとは、パソコン上で動くソフトで、公式に無料提供されている。

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予約録音の設定は本体のみでも可能だが、予約設定ツールを使うことで、よりラクにできる。

また、プリセット編集画面により、局の命名や登録も可能。

局の登録は本体だけでも可能だが、文字入力ができないので、局名の設定ができない。

プリセット編集を使うと、キーボードの入力で局名が設定できる。

これを使うと、プリセットにはないハイウェイラジオ(1620kHz)や、FM補完放送(ワイドFM)も登録できる。

但し、局名に半角カタカナは使用できない。

プリセット編集画面上では登録できてしまうが、本体では表示されず、空白になってしまう。

最初、ハイウェイラジオと全角で登録したが、本体の液晶横幅に収まらない(スクロールされるが)ので、半角で登録したところ、発覚した。

また、周波数はバンドのステップに合わせる必要がある。

AMであれば9kHz、FMであれば0.1MHzね。

例えば、灯台放送の1670kHz(厳密には1670.5kHz)は、9kHz毎ではないため、1674kHzに自動で修正されてしまう。

1670kHz

1674kHz

本体でのチューニングは9kHzであるが、ソフト上で任意に設定できるのでは?と期待したのだが…

なお、AMの上限は1710kHzなので、受信範囲には収まっている。

PJ-30/PJ-35は、昨年公開された新ファームウェアで、FM補完放送(ワイドFM)に対応させることができる。

ファームウェアのアップデート後(PJ-30)

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今後、新局が出現した場合でも、プリセット編集を使うことで、局名を追加することが可能なので、長く使えそうだね。

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