[136] SF-152X3(GENTOSのLEDライト)スーパーファイアXキューブ 比較 レビュー
SF-152X3(スーパーファイアXキューブ)はGENTOSのLEDライトです。単三電池二本、明るさは150ルーメンです。GENTOS 閃(セン) SG-305と比較してみました。
SF-152X3(GENTOSのLEDライト)スーパーファイアXキューブ
追記:
SF-152X3にはNEXERA 903D(NEX-903D)という後継機が出ています。
関連:強力LEDライトの光の形状(GENTOS,SF-152X3,単三電池二本使用)
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GENTOSのLEDライト、SF-152X3(スーパーファイアXキューブ)を入手した。
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SF-152X3(スーパーファイアXキューブ)
ライトは災害時等に必要となるが、パソコンの自作にも役立つ(ピンヘッダにケースから伸びているケーブルを挿す場合等)。
かといって懐中電灯は大きいし、マグライトは暗い…
今の時代、LEDライトでしょ!
100円ショップのLEDライトでも別に良いのだが、ライトは早々買い替えることもないので、良いものを選びたい。
そこで入手したのが、このGENTOSのLEDライト(SF-152X3)である。
GENTOSのLEDライトは、過去にSG-305を入手し使っている。
GENTOS 閃(セン) SG-305
SG-305が初GENTOSだったが、その明るさだけでなく、加工精度、質感が非常に高く、感心した。
持った時の感触、重さ…所有する喜びがある、というか。
SG-305はいまだ現役であるが、今回は追加としてSF-152X3を入手した。
SG-305は単四電池仕様なので、コンパクトであり、全長が短いので自転車装着用に向く。
だが、単四×三本となると、電池が、その大きさ(単四)も本数(三本)も、中途半端だ。
災害用に考えると、入手性の良い単三がベストだろう。
単三×一本使用のGP-6BKやGP-6SVもあるが、持続時間が心配なので、単三×二本のSF-152X3(スーパーファイアXキューブ)とした。
持続時間であれば単三×三本のSF-353X3もあるが、全長が長くなってしまう。
GENTOS SF-152X3(スーパーファイアXキューブ)の写真
入手したSF-152X3の写真を以下に掲載する。
透明プラスチックのパッケージに入っている
裏面
例の「硬い」封なので素手で開けるのは困難
ハサミで開けた
内容物
ライト本体は埋め込まれている
電池は一本一本フィルムがある
内容物一覧
オリジナルポーチ
ベルト通しがある
GENTOSロゴ
頭を上にして入れる
ポーチにライトを入れたところ
ライト全体
表面ロゴ
ヘッド部
スイッチ部、ストロークが短い
発光面
尾部
太いとされる初代eneloop(HR-3UTG)も閊(つか)えずに入る
HR-3UTGAも問題ない
HR-3UTGBも問題ない
防滴のためのゴムパッキンがある
尾部のスプリング
拡散時(ヘッドの回転で光の拡散集約が調整可)
集約時
長さは単三電池三本分+α(格納は単三電池二本です)
GENTOS SF-152X3(スーパーファイアXキューブ)の仕様
使用光源:高輝度チップタイプ白色LED×1個
明るさ:150ルーメン(最大時)
あくまで最大時の明るさであり、どのくらいの時間150ルーメンなのか。
照射距離:約143m(最大時、スポットビーム時)
照射距離とは、満月時の月光以上の明るさで照らすことのできる距離のことであるが、
使用場所の温度や湿度等の条件で前後する。
持続時間:約10時間(100%点灯時)
「実用時間」が10時間であり、150ルーメンで10時間は当然持たない。
約100時間(10%点灯時)、約22時間(点滅時)
フォーカスコントロール
ヘッド部の回転で光の拡散集約が調整できる。
8°~18°の間の無段階調整が可能。
スムースディマーコントロール
電源スイッチを押し続けることで光量の調整ができる。
100%~10%の間の無段階調整が可能。
光量メモリー
スムースディマーコントロールの最後の状態を記憶しており、
消灯後再点灯した際、以前の明るさで点灯する。
点滅機能
点灯後三秒以内に再度電源スイッチを押すと点灯モードとなる。
インスタントオフスイッチ
?
防滴機能
雨くらいなら大丈夫だろうが、当然水中での使用は不可。
オリジナルポーチ、ストラップ付属
ポーチはしっかりしている。
ストラップは携帯電話のストラップ的なものなので、
ハードに使うなら丈夫なものに交換すべきだろう。
単三アルカリ乾電池二本(テスト用)付属
「入れ組み用」との記載があった
GENTOS SF-152X3とSG-305の比較
SF-152X3(上)とSG-305(下)
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■質感
SG-305の勝ち。
SF-152X3には表面の滑らかさがなく、ヤスリ感がある。
しかしその分、滑りにくいと言えるだろう。
追記:ヤスリ感はその後の使用でマイルドになり、手になじむ。
■加工精度
これもSG-305の勝ち。
電池室を閉める際のスムーズさが違う。
と言っても、SF-152X3単体で見ると十分質が高く、何ら不具合はない。
■明るさ
SF-152X3の勝ち。
同じ電池ではないので比較に問題があるだろうが、
明らかにSF-152X3の方が明るい。
仕様では、SF-152X3が150ルーメンで、SG-305が100ルーメン。
但し、SF-152X3は150ルーメンもないのでは?という意見がWEBでは散見される。
そうであったとしても、明るさは十分だ。
■長さ
SF-152X3は約16.5cm、SG-305は約10.5cm。
ズボンの前ポケットに入れるなら前者であり、後者は長い。
ただ、長いSF-152X3の方が、点灯中の保持はしやすい。
■重量
SF-152X3は168g、SG-305は106g(ともにストラップと電池を含む)。
軽いのは本体の小さいSG-305であるが、SF-152X3もそれほど重いとは感じない。
■光色
未調査であるが、WEB上では黄色との報告がある。
■光形
SF-152X3は光形が四角い。
SG-305は丸いというか、ライトの光形は丸形が普通だろうから、違和感がある。
■点灯時間
未調査。
仕様では共に10時間となっている。
当然、初期の明るさが10時間持つということではなく「実用点灯」という言葉を用いている。
SG-305では不可能な、明るさ調整がSF-152X3にはある。
仕様上では約100時間(10%点灯時)とあるが、実際にはどのくらい持つのだろうか。
災害用途では、明るさよりも持続時間が重要となろう。
常に予備電池を持ち歩いているとは限らないからだ。
手に収まるサイズを求める場合
人気モデルであったGENTOS 閃(セン) SG-305であるが、残念ながら現在は旧モデルとなっており、入手できない。
GENTOS 閃(セン) SG-305
しかし、SG-305の後継である、SG-355B(100ルーメン)、SG-325(150ルーメン)が出ている。
ともに単四×三本、実用点灯時間は約10時間だ。
コンパクトなモデルを求める方は、これらが良いだろう。
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ただ、eneloop(エネループ)等の充電池を使う場合、充電器によっては単四三本を同時に充電できない(同時に二本しかできない)ものがあるので注意が必要である。
その場合は、面倒だが二回に分けて充電するか、単三変換ケースに入れて充電するか、充電器をもう一台買うか、である。
さらにコンパクトなものを求める場合が、冒頭でも書いたように、単三×一本もモデルもあるが(GP-6BKやGP-6SV)、実用点灯は約10時間だが、明るさは26ルーメンしかない。
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明るさを求めない場合はそれでも良いだろうが、どうせ買うなら100ルーメン以上は欲しいところだ。
しっかりしたモノを買って、長く使う。
ソレがイイ。
その他のLEDライト
ライトは、昔はマグライトを使っていたが、LEDライト登場後、しばらくして乗り換えた。
ノーブランドのLEDライト
が、LED球が多い割には、GENTOSに全く及ばない。
これは5球
こちらは…何球だ?(正解:17球)
GENTOSのSG-305購入後、これらは全く使わなくなった。
何れも単四×三本使用である(SG-305と同じ)。
長期使用レビュー
SF-152X3(GENTOSのLEDライト)スーパーファイアXキューブ [長期使用レビュー]
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更新履歴
- 2015.02.04 後継機追加
- 2014.07.18 長期使用レビューを追加
- 2013.06.17 その他のLEDライトを追加
- 2013.06.12 公開