[134] Office2000(Excel2000)をWindows8にインストールする(エラー1919対策)

2015年5月21日

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Office2000(Excel2000)は、2009年7月14日に延長サポートを終了しており、セキュリティーの面からも、使うべきではありません。よって、これは自己責任の上での実験です。

Office2000をWindows8にインストールする

Office2000を、Windows8に入れてみる。

Office2000は、2009年7月14日に延長サポートを終了しており、セキュリティーの面からも、使うべきではない。

悪意のあるマクロ等、罠が仕掛けられているファイルが、メールで送り付けられてくる可能性もある。

新しいOfficeを買うべきである。

以下は、自己責任の上での実験であることを理解されたい。

Office2000のインストール

Windows8に対し、普通にOffice2000をインストールを開始する。

Office2000のインストール

問題なく進むように思えるが、途中で「エラー 1919」を吐いて止まってしまう。

エラー(1919)
エラー 1919

ここで「キャンセル」や「再試行」ではなく「無視」で進めると、進むことができる。

エラー(1919)

無視!

エラー(1919)

無視!

エラー(1919)

何度か同様のエラーが出るので、全て「無視」で進めると、セットアップが完了する。

セットアップ完了
セットアップ完了

WordやExcel等のショートカットは、デスクトップには作成されない。

スタートボタン→プログラムと辿ろうとするも、Windows8にはスタートボタンがない(Windows8.1でもスタートボタンではない)ので、チャーム(Winキー+C)→検索あたりから探し、タスクバーにピン止め等しておく。

Excelの起動と異常終了

Excelを立ち上げると、問題なく起動する。

そのまま問題なく使えるように思えるが、そうではない。

Excelの入力時に(Excelが)落ちるのである。

落ちるのは、全ての入力時ではなく、オートコンプリート時である。

オートコンプリートとは何か?

「オートコンプリート」というのは何か?

あるセルに「テスト」と入力し、その他のセルに「テスト」を入力しようとして、「て」と入力しようとした段階で、過去に入力した「テスト」が候補として表示されるもの。

オートコンプリート
オートコンプリート

このオートコンプリートが発動され、Enter等で入力を決定しようとすると、

Microsoft Excel for Windowsは動作を停止しました。問題の解決策を確認しています...

Microsoft Excel for Windowsは動作を停止しました
問題の解決策を確認しています…

と表示され、Excelが落ちてしまう。

Microsoft Excel for Windowsは動作を停止しました。問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。

Microsoft Excel for Windowsは動作を停止しました
問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。
プログラムは閉じられ、解決策がある場合はWindowsから通知されます。

オートコンプリートを無効にする

これを回避するには、オートコンプリートを無効にすればよい。

Excelを起動

ツール

オプション

編集タブ

最下部にある「オートコンプリートを使用する」のチェックを外す

「OK」で設定

最下部にある「オートコンプリートを使用する」のチェックを外す

これでオートコンプリートは発動しなくなり、Excelが落ちることはなくなる。

オートコンプリートが便利であるという人は使い勝手が悪くなるが、邪魔だ!という人にとっては改善?

Officeの延長サポート終了日

延長サポート期限

・Office95:2001年12月31日 (本記事公開時点で既に終了)

・Office97:2002年2月28日 (同上)

・Office2000:2009年7月14日 (同上)

・OfficeXP:2011年7月12日 (同上)

・Office2003:2014年4月8日 (本記事公開時点で残り1年未満)

サポートライフサイクル検索(マイクロソフト)

冒頭でも書いたが、サポートの切れたOfficeは、セキュリティーの面からも、使うべきではない。

サポートの切れた古いOfficeを無理して使うのは避け、新しいOfficeを買うべきだろう。

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