イヤホンのイヤーピースについて – 小だけでなく大も試そう!
イヤホンを購入すると、交換用のイヤーピースが付属していることが大半だ。
小、中、大の三種類か、それに+1の四種類が付いている場合が多い。
このイヤーピース、最初から取り付けられているモノをそのまま使うのではなく、必ず他のサイズも試してみよう。
イヤーピースのサイズにより、音が変わるからだ。
例えば、最初に中サイズが装着されているとして、その状態で耳にフィットするとしても、音が適切に出るとは限らないのだ。
小さいサイズにすると耳の奥にまで入るので適していると思ってしまうが、そうではないこともあるので注意。
耳への装着時に注意すべきコトは、その角度である。
角度が適切でないと、耳が詰まった感じになる。
外に出た音が遮られるコトなく、外耳道を通るような角度にする。
小さいイヤーピースだと、コノ角度の調整が厳しくなる(少しズレてもアウト)ので、シッカリ角度を合わせなければならない。
これが、大きいイヤーピースだと、奥まで入らないため、多少ズレていても問題なくなる。
音質とは別に、耳にフィットしないと取れてしまうので、各人の耳の大きさに寄るのは当然だが、音質は、装着角度をキッチリ合わせられるか(合わせる意思があるか)にもよる。
装着角度をキッチリ合わせるのなら、小さいイヤーピースがよい。
# 小さすぎてブカブカなら当然アウト。
装着角度をキッチリ合わせない(大雑把)なら、大きいイヤーピースがよい。
大雑把というのは言葉が悪いが、音楽を聴くのに何度も角度を調整するのは面倒というのは理解できる。
そういう意味で、小さいイヤーピースだけでなく、必ず大きいイヤーピースも試してみよう。
サッと付けるだけで神経質にならずに済むなら、大きいイヤーピースの意味もある。
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