[122] SATARAID5の修復(Restore Redundancy,SiI3124)が延々と終わらない件

2015年5月21日

当サイトには広告が含まれています。

SATARAID5の修復(Restore Redundancy,SiI3124)が延々と終わらない件

SATARAID5の修復(Restore Redundancy,SiI3124)が延々と終わらない件

ミラーリング(RAID1)が崩れ、修復するのはいいのだが、それが延々と終わらない件。

SATARAID5, Version 1.5.3.0
SATARAID5, Version 1.5.3.0

SATARAID5は、SiI3124に接続されたハードディスクを監視及び操作するソフトである。

500GBのハードディスク×2で、ミラーリング(Mirroring)を構築。

SATARAID5(Array Manager)

黄色は修復中を示す?

しかし、上記画面では何が行われているかや、その進捗は分からないので、
上記画面で、Windows → Task Managerとすると、Task Summaryが開き、詳細を確認することができる。

Task Summary

Task:処理のID
Operation:処理の種類(Restore Redundancy:冗長性の回復中)
Parameters:この場合は処理の対象?
Status:処理の状態(Active:実行中)
Priority:優先度(1~10の間で設定可能)
Process:進捗度
Start Time:開始時間
End Time:終了時間
Remaining:終了までの残り時間

放置するとProcessが少しずつ進むのだが、
New event notificationの表示が出て、Remainingがどんどん長くなっていく(笑)

New event notification - SATARAID5 detected a new event.

New event notification
SATARAID5 detected a new event.

対象は起動ドライブではないが、TEMPファイルの置場にも指定されている。
修復の間も作業は可能だが、動作に引っ掛かりを感じることがある。

というか、修復がスムーズに進まないということは、
明らかに異常であり、二台とも他のハードディスクに入れ替えるべきなのだが、そのまま放置することにした(笑)

Restore Redundancy

延々とRestore Redundancyが続く…

Restore Redundancy

そして!

orphan(孤児)の誕生!!

Orphan(孤児)の誕生!!

後(のち)の某国大統領、猿孤児である。

そして再起動。

Restore Redundancy、再び。

見たことのある黄色。

見たことのある黄色。

即ち、またRestore Redundancy。

即ち、またRestore Redundancy。

16時間後(Remaining)?

再起動。

ついに復活!

長い戦いであった…

緑(正常)となり、

緑(正常)となり、

Task Summaryからシゴトは消えた…

Task Summaryからシゴトは消えた...

しかし、コレ本当に大丈夫なの?

大丈夫ではなかった!

当然、大丈夫ではありませんでした(笑)

片方のハードディスクに不良が発見されました。

片方のハードディスクに不良が発見されました。

05 代替処理済のセクタ数
C5 代替処理保留中のセクタ数
C6 回復不可能セクタ数

ということで、ハードディスクを「両方とも」交換。
片方のみの交換ではないのは、同型の予備がなかったのだ。

復帰完了!

速度

パススルー(PASS-THRU)で速度を測ってみる。

パススルー(PASS-THRU)で速度を測ってみる。

パススルーというのは、RAIDを組まず、単に接続している状態。
単にSATAポートが増えた感じかな。

パススルー(PASS-THRU)時の速度

次にミラーリング(RAID1)した場合。

ミラーリング(RAID1)時の速度

遅ッ!

元々遅いのに、ミラーを組むことでさらに遅ッ!

再びミラーが崩れた!

ディスクを交換し、完全復旧したハズなのだが、またミラーが崩れた!

Restore Redundancy開始!

残り5時間24分!

関連記事

更新履歴