2023年4月3日
WordPressはブログシステムだから、主にテキストと画像で構成される(本ブログもそう)。
画像はDatabaseには入らず、DBに入るのは主にテキストだけなので、DBの容量はそれほど要らないかと思われるが、実はかなりの容量を使っている。
最近のレンタルサーバーは、ファイルの置けるデータ領域は増大しているが、DBの容量はそれほど多くはない。
データ領域は100GBや200GBまでなどと明示しているものの、DBの容量に関しては明示していないことも多い。
高解像度の画像を大量にアップロードしない限り、データ領域は問題ないだろうが、DB容量が増えた時に、それを下げる方法。
コメントスパムの削除
使用するプラグイン:不要


スパムばかり来るなら、コメントを無効にするのも手。
使用するプラグイン:Disable Comments
WordPressには記事変更履歴自動保存する「リビジョン機能」があるため、最新投稿以外の履歴も保存されている。

これを、最新のものだけを残して削除する。
使用するプラグイン:Better Delete Revision

実行後、あまり容量が下がらない場合はDBをOptimizeすることで、さらに下げることができる。

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追記:「Better Delete Revision」は、セキュリティー上の問題ニョリ、2022年8月26日を以て廃止されました。
関連:[WordPress] 「Better Delete Revision」が、2022年8月26日を以て廃止 [プラグイン]
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さらに、記事変更履歴の最大保存数を意図的に設定することで、履歴削除以後も無駄な履歴が残るのを防ぐ。
使用するプラグイン:Revision Control
投稿数が多く、過去記事も更新するなどしている場合、履歴は大量に発生するから、履歴の削除は有効である。
私の環境では、スパム削除で82MB→75MB、履歴削除とOptimizeで34MBになった。
(履歴削除だけでは効果薄で、その後のOptimizeが効果大)
スパムに関しては、現在はコメントを無効にしているので、増えることはないだろうが。
また、追加したプラグインによっては、それが容量を使用していることもある。
ランキング系などはログを取り続けるので肥大化する傾向にある。
使用容量を確認しよう。
WordPressではないが、自作でサイトを構築した場合、ログの取得などでDBを使用していると、GB単位を超えるようなとんでもない容量になっていることがあるw
単なる文字列なので、1レコードなら知れているが、それが蓄積され、数百万件となってくると…
必要のないデータは記録しないのは当然だが、必要なテーブルであっても、古いレコードはローカルに保存した後に削除しよう。
delete from `test_001` where `id` <= xxxx ;
そして、必要ならば、連番を振り直す。
関連:[MySQL] idを詰める(連番を振り直す)方法
さらに、AUTO_INCREMENTの次値を、振りなおした時点の「次(+1)」に設定する。
去年のレコードは不要だとか、いろいろ減らすことはできるだろう。
関連:[MySQL] テーブルのエクスポートで、レコード数の不一致が生じる問題 [phpMyAdmin,Dump all rows]
[WordPress] データベースの使用容量を下げる方法 [Better Delete Revision]
2023年4月3日
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WordPressはブログシステムだから、主にテキストと画像で構成される(本ブログもそう)。
画像はDatabaseには入らず、DBに入るのは主にテキストだけなので、DBの容量はそれほど要らないかと思われるが、実はかなりの容量を使っている。
最近のレンタルサーバーは、ファイルの置けるデータ領域は増大しているが、DBの容量はそれほど多くはない。
データ領域は100GBや200GBまでなどと明示しているものの、DBの容量に関しては明示していないことも多い。
高解像度の画像を大量にアップロードしない限り、データ領域は問題ないだろうが、DB容量が増えた時に、それを下げる方法。
コメントスパムの削除
使用するプラグイン:不要
スパムばかり来るなら、コメントを無効にするのも手。
使用するプラグイン:Disable Comments
WordPressには記事変更履歴自動保存する「リビジョン機能」があるため、最新投稿以外の履歴も保存されている。
これを、最新のものだけを残して削除する。
使用するプラグイン:Better Delete Revision
実行後、あまり容量が下がらない場合はDBをOptimizeすることで、さらに下げることができる。
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追記:「Better Delete Revision」は、セキュリティー上の問題ニョリ、2022年8月26日を以て廃止されました。
関連:[WordPress] 「Better Delete Revision」が、2022年8月26日を以て廃止 [プラグイン]
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さらに、記事変更履歴の最大保存数を意図的に設定することで、履歴削除以後も無駄な履歴が残るのを防ぐ。
使用するプラグイン:Revision Control
投稿数が多く、過去記事も更新するなどしている場合、履歴は大量に発生するから、履歴の削除は有効である。
私の環境では、スパム削除で82MB→75MB、履歴削除とOptimizeで34MBになった。
(履歴削除だけでは効果薄で、その後のOptimizeが効果大)
スパムに関しては、現在はコメントを無効にしているので、増えることはないだろうが。
また、追加したプラグインによっては、それが容量を使用していることもある。
ランキング系などはログを取り続けるので肥大化する傾向にある。
使用容量を確認しよう。
WordPressではないが、自作でサイトを構築した場合、ログの取得などでDBを使用していると、GB単位を超えるようなとんでもない容量になっていることがあるw
単なる文字列なので、1レコードなら知れているが、それが蓄積され、数百万件となってくると…
必要のないデータは記録しないのは当然だが、必要なテーブルであっても、古いレコードはローカルに保存した後に削除しよう。
delete from `test_001` where `id` <= xxxx ;
そして、必要ならば、連番を振り直す。
関連:[MySQL] idを詰める(連番を振り直す)方法
さらに、AUTO_INCREMENTの次値を、振りなおした時点の「次(+1)」に設定する。
去年のレコードは不要だとか、いろいろ減らすことはできるだろう。
関連:[MySQL] テーブルのエクスポートで、レコード数の不一致が生じる問題 [phpMyAdmin,Dump all rows]