[086] S.M.A.R.T.のC5,C6の値が上下するハードディスク

2015年5月21日

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ハードディスクのS.M.A.R.T.の値が、増えたり減ったり(劣化回復)することがあります。

S.M.A.R.T.のC5,C6の値が上下するハードディスク

ハードディスクのS.M.A.R.T.の値が、
増えたり減ったりすることがあります。

C5:代替処理保留中のセクタ数
C6:回復不可能セクタ数

に注目してください。

ハードディスクは、Barracuda 7200.11(ST3500620AS)の不具合とファームウェアのアップデートで記事にした、
SeagateのST3500620ASです。

C5,C6の変化の様子

代替処理保留中のセクタ数:36、回復不可能セクタ数:36
代替処理保留中のセクタ数:36
回復不可能セクタ数:36

減少

代替処理保留中のセクタ数:0(-36)、回復不可能セクタ数:0(-36)
代替処理保留中のセクタ数:0(-36)
回復不可能セクタ数:0(-36)

増加

代替処理保留中のセクタ数:6(+6)、回復不可能セクタ数:6(+6)
代替処理保留中のセクタ数:6(+6)
回復不可能セクタ数:6(+6)

減少

代替処理保留中のセクタ数:1(-5)、回復不可能セクタ数:1(-5)
代替処理保留中のセクタ数:1(-5)
回復不可能セクタ数:1(-5)

さらに値を取り続けると、上記以外の値になり上下し続けます。

使用には問題ないようだが…

このハードディスクはファームウェアをアップデートする前から「注意」となっていました。
アップデートにより正常には戻りませんでした(期待しすぎ)。

一見使用には問題ないようですが、
値が上下(健康状態が劣化回復)し不安定なため、取り外しました。

何かあった場合「あの時、交換していればよかった~」となりますので(笑)

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