[046] SHDIAG v1.25 – SAMSUNG製HDDの診断方法
SHDIAG v1.25はSAMSUNG(サムスン)製ハードディスク(HDD)の診断ツールです。ツールは英語ですが、その使い方を日本語と写真で解説します。
SHDIAG v1.25とは?
SAMSUNGのハードディスク(HDD)診断ツールです。
FDから起動して実行します。
フロッピー作成方法
Maxtorの診断ツールであるPowermax v4.06は起動ディスクを作成してくれますが、
Shdiag v1.25は作成してくれませんので、初めにDOS起動ディスクを作成する必要があります。
作成方法はWindows2000でMS-DOS起動DISKを作るを参照してください。
次に、診断ツールを入手します。
SAMSUNGのサイトhttp://www.samsung.com/Products/HardDiskDrive/utilities/index.htmの
上部にある「Shdiag」をクリックするとそのページに行けますので、
そこの「Download Program」から「Shdiag.exe」をダウンロードします。
これを、作成したDOS起動ディスクに、この3つのファイルを入れます。
以上でFDの作成は終了です。
起動方法
作成したFDをドライブに入れ、PCの電源を入れます。
FDから起動させるためには、予めBIOSで起動順位を設定しておく必要があります。
DOSプロンプト(A:\>)になったら「SHDIAG」と入力し「Enter」キーを押します。
すると、ツール立ち上がり、下記のような青い画面になります。
ツールを実行するには「Yキー」を押します。
すると、下記のように接続されたハードディスク(HDD)の検出を行います。
スキャンが終われば、検出されたデバイスの一覧が表示されます。
取り付けたハードディスク(HDD)がここで認識されない時は、接続を確認しましょう。
診断の開始
診断するハードディスク(HDD)を選択し「Enterキー」を押すと診断が始まります。
これは全域をチェックするものではなく、あくまで初期(簡易)診断です。
上記の初期診断が終わると、全域をチェックするかを尋ねる下記の画面が出ます。
実行する場合は「Yキー」を押してください。
すると、下記の画面となり、全領域に対する診断が始まります。
ハードディスク(HDD)の容量によりますが、ある程度の時間は掛かります。
進捗度は画面下部の棒グラフで表示されます。
100%まで進み、診断が終われば、PASS(問題なし)かFAIL(問題あり)の結果が表示されます。
問題が発見された場合は、念のためにデータを退避させた方が良いでしょう。
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更新履歴
- 2004/05 作成
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