DM200(デジタルメモ,ポメラ)が新登場、DM100との違い(機能比較)は?
関連:DM200 (キングジム)
2016年10月21日より発売、価格は税別49,800円。
「ポメラ」で初めてWi-Fiに対応するとのこと。
液晶は大型化されているが、もう少し横長にデキンかったのかね?
強度の問題?
ワシはDM100の使用者であるが、液晶の横幅が狭いのが不満なのだ。
<DM100→DM200の仕様>
外形寸法
約263(W)×118.5(D)×24.6(H)mm→約263(W)×120(D)×18(H)mm
重量
約440g(電池含む)→約580g(リチウムイオンバッテリー含む)
TFTモノクロ液晶
5.7インチ→7.0インチ
解像度
SVGA(800×600)→WSVGA(1024×600)
バックライト搭載→同じ
JIS配列キーボード→同じ
キーピッチ17.0mm→同じ
本体メモリ128MB(システム領域含む)→同じ
無線LANナシ→IEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)
SDカード
SDHCカード(最大容量32GB)まで→同じ
Bluetooth
2.1 + EDR class 2→4.0 + EDR
USB接続
ミニBタイプ→マイクロBタイプ
電源
単三×2本→専用リチウムイオンバッテリー
使用時間
エネループで約25時間→約18時間
充電時間
充電ナシ→約5時間
<仕様>
DM200←DM100
画面サイズ:7.0インチ←5.7インチ
バックライト:○←○
解像度:WSVGA(1024×600)←SVGA(800×600)
外形寸法:W263×D120×H18mm←W263×D118.5×H24.6mm
重さ(電池込み):約580g←約440g
電源:リチウムイオンバッテリー←単3形アルカリ乾電池2本/単3形エネループ2本
使用時間:約18時間←約30時間(アルカリ電池)/(エネループ約25時間)
充電時間:約5時間←非対応
本体メモリサイズ:128MB←128MB
メモリーカードスロット
SDカード(最大容量2GB)/SDHCカード(最大容量32GB)←SDカード(最大容量2GB)/SDHCカード(最大容量32GB)
東芝FlashAir(SDカード)対応:×←○
インターフェイス:USB2.0(microBタイプ)←USB1.1(miniBタイプ)
Bluetooth:○←○
無線LAN:○←ナシ
<ATOK>
日本語変換エンジン:ATOK for pomera [Professional]←組込版ATOK
単語登録(変換に使う辞書に単語を登録できる機能):約20,000件←約1,000件
PC版ATOKの辞書インポート:○←○
補助辞書:約10万件←約2万件
未確定入力可能文字数(一度に変換できる文字数):100文字←50文字
ローマ字入力:◎(対応を強化)←○
親指シフト(日本語の「かな」を入力するキー配列の一種):◎(同時打鍵の判定時間が調整可)←○
句読点変換設定(句読点を入力すると、スペースを押さなくても変換できる機能):○←○
句読点表現(句読点をカンマやピリオドなどに置き換える機能):○←ナシ
<編集機能>
1ファイル文字数制限(全角):約50,000文字←40,000文字
クリップボード(コピー可能な文字数):約50,000文字←20,000文字
内蔵文字数:11,088文字(JIS第1/2,965文字,JIS第2/3,390文字,JIS第3/1,259文字,JIS第4/2,436文字,かな・英数字・記号等)←7,120文字(JIS第1/2,965文字,JIS第2/3,390文字,かな・英数字・記号等)
文字コード:UTF-8/Shift_JIS←Shift_JIS
改行コード:CR+LF/CR/LF←CR+LF
フォント形式:アウトラインフォント(なめらか)←BMPフォント
フォント(書体):ゴシック/明朝←ゴシック
表編集(CSVファイル編集):非対応←対応
ファイル/フォルダ検索機能:本文/ファイル名/フォルダ名←ファイル名/フォルダ名
定型文(全角500文字以内で定型文を20件登録できる機能):○←○
付箋文(付箋文を挿入すると、カーソルジャンプすることができる機能):○←○
<ツール>
電子辞書:類語/国語/英和/和英←国語/英和/和英
QRコード(文章をQRコードに変換):最大99分割←最大16分割
カレンダー(カレンダーを表示して日付にメモを作成する機能):月表示-日表示プレビュー←月表示/週表示/日表示
スタイル(編集画面に原稿用紙の背景を表示する機能):○←ナシ
ポメラSync(無線LANを使って、G-MailのNotesフォルダと同期して、iPhoneのメモアプリなどから編集できる機能):○←ナシ
アップロード(無線LANを使って、テキストをメール送信することで、Evernoteなどのクラウドストレージにアップロードしたり、プリンターに送信してテキストを印刷できる機能):○←ナシ
Bluetoothファイル転送:非対応←対応
Bluetoothキーボード(Bluetoothで外部キーボードになる機能):iOS/Android対応←iOS対応
PCリンク(パソコンと接続してファイルの出し入れができる機能):○←○
<表示>
全画面表示(ステータスバーを非表示にして編集画面を大きく表示する機能):○←ナシ
アウトライン(見出しを表示して、章ごと編集することができる機能):○←ナシ
比較(2つのファイルを同時に表示する機能):○←2画面編集モード
分割(1つのファイルを分割して表示する機能):○←ナシ
グリッド表示(編集画面に罫線の背景表示):罫線/方眼←罫線
フレーム設定(指定した文字数と行数のフレームを表示する機能):◎←○
行番号表示:○←ナシ
白黒反転:○←ナシ
縦書き表示:○←○
行間設定:○←○
制御文字表示:○←○
<設定>
スリープ(一定時間操作しないと液晶画面をオフ):○←ナシ
オートパワーオフ:○←○
オートセーブ(自動上書き):○←ナシ
パスワード設定:○←○
メニュー言語:ナシ←日本語/英語
カーソル位置保存設定:直近30件←直近1件
キー割付設定(キーの機能を入れ替える機能):Caps⇔Ctrl、Esc⇔半角/全角←Caps⇔Ctrl
キーロック設定(「Shift」キーと「Ctrl」キーと「Alt」キーを押したままの状態でロックする機能):○←○
ショートカットキー設定(ショートカットキーに任意の機能を割り当てる機能):○←ナシ
・液晶が大きくなった
・解像度が上がった
・重量は増えたが薄くなった
・Wi-Fiに対応した
・専用電池になった
・USB接続がミニからマイクロBになった
・本文検索機能が付いた(DM100はファイル名/フォルダ名のみ)
扱える文字コードがShift_JISだけからUTF-8とShift_JISになっていたり、カーソルの位置保存が直近1件から30件になっていたりと、マニアックながら重要な改良もある。
カーソルの位置保存は複数の文章を並行して書く人にとっては有効だね。
液晶が大きくかつ解像度が上がったのが大きい!
BODY幅と奥行きはほぼ同じなので打鍵感は確保されている。
専用バッテリーになったが、USB給電に対応しているので、5V 1.5A以上出力可能なモバイルバッテリーがあれば対応可能。
アクセサリーとして専用ケース(DMC5)と液晶保護フィルム(DMP7)が用意される。
液晶保護フィルムは低反射タイプと光沢タイプの各1枚ずつの2枚セット。
専用ケースはパームレストとしても使えるようだ。
このようなシナモノを買う人はモノゴッツこだわるから高くても買うだろうし、即座にウゴくので、予約は必至?
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